バイクを購入して寒い季節がやってくると、やっぱり手が冷たい。だから、ナックルガードとかハンドルカバーとかをつけたくなりますよね。じゃあ、どちらをつけるべきか?はじめてつける場合は悩みますよね。私も悩みました。最初にナックルガードつかいはじめて、その後ハンドルカバーに変えました。両方使った経験をレビューして書いてみたいと思います。使っている車両はスズキアドレス V125Gです。



外観はこんな感じ

それぞれの装着中の写真は下のようになります。(クリックすると写真が拡大します。)

ナックルガード
ナックルガード

左前方のナックルガードの拡大写真

両サイドに取り付けたところ
ハンドルカバー

ハンドルカバーの全景

外観とか見た目の比較

バイクとの一体感といいますか、見た目はやっぱりナックルガードのほうがスマートですよね。何となく、小型バイクのスズキアドレスが少しだけグレードアップしたような感じになります。

見た目重視ならナックルガードもいいなって思います。

ハンドル周りの操作性

ブレーキや、ウィンカー、ホーンなどの操作もナックルガードのほうが操作しやすいです。ナックルガードはブレーキレバーの前方に位置します。だから、操作にまったく支障がないんですよね。

ハンドルカバーの場合は、ハンドルカバーの種類にもよりますが、操作性はナックルガードよりも劣ります。

  • ハンドルカバーに手を入れる
  • ウィンカーを操作する

このあたりの操作はハンドルカバーの種類によってはやりにくくなります。私が使っているハンドルカバーはユニカー Unicar 防寒 防水ハンドルカバー ブラック 汎用 BS-006ですが、このハンドルカバーは親指の部分がセパレートになっているタイプではなくて、ブレーキ、ハンドル、ウィンカーのあたりまでをガボッと入れるタイプのハンドルカバーです。

手の出し入れもスムースですし、ウィンカーやホーンの操作もカバーの中で行えますから操作しやすい。親指の部分が分かれているタイプだと、カバー越しにウィンカーの操作をするので、少し操作しづらいですが、このハンドルカバーではそのようなことはありません。

ただ、厚手のグローブをしていると、ウィンカーの操作は少し行いにくい。ガボッと全体を包んでいますが、ある程度空間は限られてきますので、ごついグローブをしていると、ウィンカー操作で少しまごつきます。

冬場の走行に対しての防寒性能

防寒性能に関しては、ハンドルカバーのほうが圧倒的に防寒できます。ナックルガードは15分程度の短時間の走行なら問題ないのですが、やっぱり手はグローブをしているとはいえ剥き出しなので、少しずつ指先が冷たくなってきます。

その点、ハンドルカバーはポケットに手を入れているようなものなので、風邪による影響を受けません。私のスズキアドレス125はグリップヒーターはついていないのですが、それでも大阪の冬を乗り切れます。グリップヒーターあったら最高でしょうね。

さらに、操作性の項で「ごついグローブをしているとウィンカー操作しづらい」と書きましたが、ハンドルカバーをつけると冬場でもごついグローブしなくても大丈夫なんです。

だから、薄手のグローブを使うことで操作性はグンと上がります。大阪の冬場の気温はめっちゃ寒い時で最高気温が5℃とか7℃くらいなのですが日中の走行ではグローブを使わずに素手でグローブカバーに手を突っ込んでいます。それでも全く問題ないからです。夜間や早朝は、さすがに空気が冷たいのでグローブを使いますが、薄手のグローブで十分です。だから、防寒しつつ操作性を確保できます。

雨に対しての防水性能

この比較は、ハンドルカバーに軍配が上がります。ナックルカバーは短時間で小雨なら何とかしのげますが、私のように日中お客さんの家をバイクで何件も訪問するような感じだと、ナックルカバーでは手が濡れるのを防ぐことはできません。

ハンドルカバーの場合はハンドル周りがすっぽりと覆われていますから、ハンドルカバーから手を出さない限りは手は濡れない。

強い雨が一日中降り続いていると、さすがにハンドルカバーの内側も湿ってきますが、それでも手がびしょびしょになることはありませんので、冷たい手に風があたって指先が冷えるなんてことにはなりません。

取りつけや装着のしやすさ

ハンドルカバーはマジックテープで固定するので脱着しやすいです。夜は屋根のないガレージにバイクをおいているので、雨が降りそうならはずしておいて、翌朝乗る前につけたりしますが、面倒なことはありません。

ナックルガードは私が使っていたものは両面テープでバイク本体に固定するタイプだったので、いったん装着したら外したりつけたりってことはできません。2年くらいナックルガード使っていましたが、2年後にはずすと両面テープの粘着部分が黒くなっていました。

頑丈さ

ハンドルカバーのほうが少し有利かな。

ナックルガードは転倒しなければ割れたりすることはありません。しかし、私はマンションのお客さん宅に訪問したとき、自転車置き場にバイクを止めたのですが、その後戻ってみたらナックルガードが欠けていました。どうやら、隣の自転車を出すときに無理に出したみたいで、自転車が引っ掛かって欠けたのだと思います。

そういう点では、ハンドルカバーのほうが壊れにくいかな。

総合判定

【ハンドルカバーが向いている人】
見た目より機能性優先、一日中バイクに乗る、雨に濡れたくない。
a_blt006私は断然ハンドルカバーをお勧めします。

a_blt007【楽天市場】【ツーリング用品】ユニカー工業 防寒・防水ハンドルカバー

【ナックルガードが向いている人】
見た目優先、乗る時間も短い、朝と夕方の通勤だけバイクに乗って、雨に濡れたグローブを会社で乾かせる。

a_blt007【楽天市場】【取寄品】【スズキ】【アドレスV125】【SUZUKI】【スズキ】【純正】ADDRESS アドレスV125/G用…