久しぶりに研究所の研修会でした。やっぱり「伝えること」は楽しい。昨日は「訪問リハビリこんなときどうする?」がテーマ。

普段の訪問での出来事を話すので、楽に講義できました。
僕の「基本」「普通」と経験の浅い若手のセラピストの「基本」「普通」は違うんだろうなあって感じました。

何かと「より具体的」、「一対一対応みたいなハウツー」、「ピンポイント的な技術」を求めている若手が多いように感じる今日この頃。その事は否定しませんが、そんなことよりももっと知ってほしいのは、セラピストの思考過程やそこに至るプロセスなんです。
昨日の懇親会でも酔っぱらいで熱弁しましたが、そういった「思考パターン」を伝えたい。

治療技術も大事なんだけど、一流のセラピストがその技術を身につけるために何をして来たのか、普段の治療で何を考えながら取り組んでいるのか、どんな努力を普段心がけているのか、そんなことをもっと知ってほしい。

小手先の技術よりも、セラピストとしての立ち居振舞い、雰囲気、間の取り方、そんなものを学んでほしい。

なかなか、それを伝えるのは難しいんだけどね。でもそれを伝えたい!

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所長