昨日は11月に開催される吹田・豊中保健所主催の研修会の打ち合わせでした。

訪問看護の事業所さんに小児の領域に積極的にかかわってほしいとの趣旨で、豊中の訪問看護ステーションの管理者の看護師さんと作業療法士の私と二人が講師でお話しさせていただきます。
どんなことをお話しするのがよいかということを昨日検討してきました。

以前にも書いたかもしれませんが、一番の問題は「小児」であるということだけで訪問の依頼がキャンセルされてしまうことです。
これが病院で入院中のケースであれば、医師からの指示に対してリハビリのセラピストや看護サイドが「拒否・キャンセル」することはあり得ないでしょう。
でも、訪問では依頼の段階で、小児というだけで「拒否」されてしまうことがよくあります。

でもね、訪問という手段でしかリハビリのサービスを受けることができない超重症児といわれているケースもいるんです。訪問看護がないと在宅生活を継続できない方も多くいます。そんな領域にぜひ参入してほしい。そんな思いで企画されています。

訪問にかかわっているリハスタッフは特にこの領域に消極的。だから、今回の研修でも看護師さんに積極的にリハビリにかかわってもらいたいことや、事業所のリハスタッフを積極的に巻き込んでほしことをお話しするつもり。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がぐずぐずしている間にこの領域は看護師さんにとられてしまうことでしょう。現場でやっている私でさえも、リハがやらないなら看護師さんにお願いするしかないって思ってしまいますからね。

来週末はやまだリハビリテーション研究所でもそんな小児の訪問リハことを話しますので、興味がある方はお申し込みください。お申し込みはこちらから⇒⇒研修案内

所長