今日は3歳の男の子の訪問リハビリ。
3か月前から名前を呼ぶと僕の方に来てくれるようになって、内心「よーやく認識してくれたかな」と喜んでいました。
今日試しにその子の名前ではなく、僕の名前で「やまだたけしくーん」とその子に呼び掛けると、トコトコと僕の方にニッコリしながら歩いてきました。僕はガックリ。でもね、目はしっかり会うし、呼び掛けなくても僕の姿を目で捉えると、僕の方に近づいて来ることは確認できたから、それはヨシって感じ。呼び掛けはちょっと早かったかな。
一才の時から訪問リハビリ続けてます。二歳過ぎてやっと歩けるようになりました。そこからしばらくは目で見てわかるような変化が少なくて、内心焦ってました。
最近はママゴトトントンの野菜で遊んでるんだけど、二ヶ月くらい前までは、野菜を渡すと手のひらの上で転がしてポイって捨ててました。
最近は苦手な方の手に持たせると、反対の手で野菜を半分に分けることができるようになりました。(左手の方が上手なんです)
でもそのあとは、やっぱり手のひらの上で転がしてポイって捨ててます。
で今日なんですけど、二つに分けた野菜をくっつけようとしてるではないですか!
パッと見ただけではカチカチとぶつけ合っているだけなんですが、苦手な方の手を固定してあげると、上手に野菜をくっつけたり離したりしてます。持ち方によってはうまくいかないこともあるけど、手のひらの上で転がしてポイっていう行動にはならない。ゾクゾクってきたわあしかもその間しっかりと手元を見てる、そんなんも初めてやんかあ。スゴい!
成長の瞬間を目の当たりにした感じ。
ご家族にも伝えたんですけど、僕ほどの感動にはならなくて「そーなんですか、良かったです」とキョトンとされてしまいました。まあ、ちょっとづつ伝えよう。
まあ、いろんな過程と仮定があって地道に今のプログラムを続けててうまくいきそうになくて、挫折一歩手前でしたがやっと前に進めました。
以上、久しぶりに「ヨシっ!」と思った瞬間でした。
所長
[…] この記事で「よしっ!」と思ったケースのその後のことです。 […]