今日友人のFacebookから流れている情報で知ったが、理学療法士の実習で自殺された方に関する裁判の結果が出たようだ。報道されている事実について直接私が把握しているわけではないが、実習指導に関わっている関係者は知っておいてほしい。
神戸新聞のネット版に掲載されています。
タイトルは下記のようなもの。
リハビリ実習で自殺 病院、学院に賠償命令 地裁
著作権等の問題があるので引用はタイトルのみとしている。気になる方はこちらで確認してほしい。
当研究所でも臨床実習指導に関する研修会を開催している。
そこでいつも伝えていることは
- 学生は弱い立場にいることを理解してほしい
- いつでも逃げ道は作ってほしい
この2点は伝えるようにしている。
今回の裁判の内容はこの記事でしか私は把握していない。どんな学生だったのか、どんな実習内容だったのかまで走っているわけではないのでこのことについては書くことができない。
しかし、実習で悩んでいる学生は多いし、私もドロップアウトした学生を何人も見ている。だから、研修会ではそのようなことを理解したうえで実習指導をするべきだということを伝えています。
リハビリテーション関係者はこの裁判をどう受け止めるかわからないが、実習という課題があるうえでは必ず知っておいてほしい裁判である。