プライベートじゃあないですよ、お仕事です。
訪問の仕事で昨年末位から1~3才くらいの子をみる機会が増えました。
現在1歳代の子を五人くらい担当してます。
これくらいの世代の子供さんのリハビリで、困るのは「寝てしまうこと」と「泣いてしまうこと」
まあなんとか頑張ってやってます。
泣かれないことには結構自信あるんですよ。
頭頂部付近から「泣くなよオーラ」を発射しながらリハビリするので、だいたい三回目くらいの訪問からみんな馴染んできます。
ところが、一人だけ今月の週1回の訪問の間ずっと泣き続ける強敵がいます。
週1回なので今月は4回行ったんですがすべて泣いていました。
あの手この手を使ってもオーラを倍増しても効果はありませんでした。
若手セラピストなら自分が泣きたくなるでしょうね。
そんな辛いセッションのなかでも、お母さんには結構好評なんです。
何故か?
その子をお母さんに抱っこしてもらうと、すぐに泣き止むからです。
普段の生活でもよく泣く子供さんなんです。
だからお母さんにしてみたら「なんで泣いてるのか」分かりにくいし、泣き止んでも「なんで泣き止むのか」がよくわからなかったそうなんです。
ところが、リハビリの時に泣いている娘を私と交代してお母さんが抱き上げるとピタッと泣き止む。私がまた抱くと泣き始める。
それを見てお母さんが
「ちゃんと私のことわかってくれてるんですね」
と嬉しそうに話されてました。
そうなんです、お母さんと二人きりならわからなかったかもしれませんが、子供さんはちゃんとわかってるんですよ。
こんなことに気付いてもらうこともセラピストの役割のひとつかと思います。
でも、次こそは半分くらいの時間は泣かれずにやってみたい。
所長
[…] この記事で書いた女の子、最近は泣く時間が短くなってきていました。 […]