先日、以前授業を教えていて今年から作業療法士として働いている方から連絡をいただきました。
仕事のことでの相談事でした。ちょうどお客さんの休みがあったのでお電話で直接お話できました。
あっちこっちの学校で講義をするようになって4年が経過しますが、卒業してから連絡をいただくことは実は珍しいことなんです。
卒業したらプロ同士いろんな話をしたいと思ったり、私の講義が役立っているかどうか確認して講義内容をバージョンアップしたいなあなんて思いますが、お会いすることも少なく連絡もあまりないのが現状。
こちらはいつでもウェルカムですから、気楽に連絡してくださいね。私のできる範囲でいろいろお手伝いしますよ。
まあ、こっちの用事を手伝ってもらうこともありますが、、、、、
亭主
お久しぶりです。今日は亭主さんの経験をお聞きしたくてメールしました。現在、病棟ADL自立で感覚性失語とジャルゴンと左無視と病識のない80後半の患者様に何が必要なのかで、悩んでいます。本人の様子や在宅生活を予測してADL訓練をしたいのですが、一人暮らしのため近親者も一人暮らしのことを知らないそうです。また訓練を必要ないと訴える方にどのように対処すればいいのか。自己満足で取り組んでいるのではないか。という思いがアプローチに二の足を踏ませています。上手く説明できなくてすいません。亭主さんはどのようにアプローチされましたか。
返信コメントが遅くなり申し訳ありません。
この方のADLの状態にもよりますが、本人がリハに対する意欲がない場合は積極的な介入は難しいと思います。焦らずゆっくりにっといいたいところですが、入院期間との兼ね合いによりますね。
また、退院後の行き先はどこになるのかな?一人暮らしで、ADLに介助を要するなら施設の可能性もありますよね。そういったこともリハの内容に加味して検討する必要のあるケースと思います。
訓練が必要かどうかは別としても、作業療法士として出来る事があるかどうかを考える方がいいと思いますよ。
亭主さん、アドバイスありがとうございます。患者さんの必要性を第一に何ができるか、何が必要かを関係者と共に考えて退院後安心できる生活につなげられるよう取り組んで生きます。