学生さんに多いのですが、「関節可動域の測定」などを実施した場合、その結果のみを書いている事。結果だけでなく、その時に観察できた事柄、可動域測定の時に姿勢を変えたなら、その時の姿勢変換の様子なども評価できる事柄の一つです。
対象者さんが示している多くの現象をなるべく観察する習慣をつけましょう。
「考察」や「解釈統合」というのはレポートを提出する直前に突然ひらめくわけではありません。毎日の評価の中で、疑問に思うこと、何故そうなるのかという考え、これらの蓄積が考察です。
日々の疑問をきちんとノートに記載しましょう
日々の考察によって、実施する評価を追加したり、優先順位を変更する可能性が出てきます。
日々の考察をまとめる作業です。
対象者の抱えている問題について、その原因や因果関係をまとめましょう。
思い付きを書くのが「解釈統合」ではありません。
これまでの評価などから考えられる事をまとめるので、実施していない事柄について記載するのは好ましくありません。
それらは推測である事を心得ましょう。
目標は、具体的な達成目標を考えてください。
「なに」が出来るようになればその目標が「達成」なのかをわかるようにしましょう。
あいまいな目標ではプログラムもあいまいです。
短期目標の積み重ねが長期目標につながります。また、問題を解決した結果が目標につながります。関連性を考えましょう。