担当している80代の利用者さんの話で感心したこと。

ご贔屓にしている美容院の話。
夫婦でやっている美容院なんだけど、最近奥さまの方が体調崩して入院した。
だけど何とかご主人さんが1人でお店をやりくりしていたようなので、カットしてもらいに行ってきたそうだ。
だけど、怒りそうになったと言う。

理由を尋ねると

「頭をセットする間、ずっと嫁さんが心配や」

とオロオロするような事ばかり言っていたらしい。

心配なのはわかるけど、店開けるならしっかりやらなあかん、客相手に愚痴こぼしたり、不安な事ばかり言ってたらあかん。

と、おっしゃった。

美容院行く人は
「この髪型似合ってますよ」とか「今日もお綺麗ですよ」とか言うて欲しいはずやし、気分転換したいから行ってるのに、お客様を暗い気分にするようなこと言うくらいならお店!?開けるべきではない。
とも言うてはりました。

これは、訪問リハビリでも同じやなあと感じたんですよね。
元気になろうとしている利用者さんとの会話や、その場の雰囲気も考慮してリハビリせなあかんなと。

あんたも、元気に仕事しいや、と最後に言われて帰ってきました。

いやぁ、勉強になるわあ

所長

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